TGS 2009 行ってきた
土曜日の昼くらいから行ってきましたTGS 2009。
特ダネとかを拾えるわけもないので、極めて個人的な潜入レポートと感想をば。
ちなみに、LYEにとってのゲームショーは↓のような位置付けなので、試遊の列には一度も並んでいません。
- 後で自宅でゆっくり体験版遊べるタイトルは眺めるだけにして、そこでしか体験できないことだけやろうとする。
- ゲームやって帰るだけならゲームショーは並ぶだけの場所、ゲームへの愛とその可能性について実際に体験する場所として楽しもうとすると違う空気が吸える(気がする)!
なので「○○社のタイトルを触ってみての感想」はゼロです!
The Behemothブース
(写真暗いス、スミマセン)
キャッスルクラッシャーズでおなじみのThe Behemoth。去年はタイミングを逃して話しかけられなかったので今年こそは!と意気込んで向かう。
事前に inaLさんと
- lye_: 明日はTGS行こうと思う。だれかTL上の人が現地にいたら凸してみよう。あとはベヒモスのひとに大好きですって告白してくる
- inaL: @lye_ 通訳の外人の兄ちゃんがいい味出してましたよ。
- inaL: @lye_ ベヒモフに行って「俺めさくさファンだからムービー作らせてくれよ」って言ったら「HAHAHA 是非頼むわ」的に言われて、天に昇天しかけました。リップサービスだと思いますがw
- lye_: @inaL うわー楽しみです、去年は通訳居なかった気がするなー、なんか日本好きみたいで嬉しいですねー
- lye_: @inaL じゃあ僕も、次のやつぜひ翻訳させてくれってアピールしてきますw
とか話していたので、入場して即凸! 空いていたのでラッキーとばかりに話しかけたら、キャラクターデザイナーの方に直筆サイン入りのポスターもらった! なんというサービス精神旺盛な!
で、公約通り「僕英日翻訳者なんだけど、いつかあなたたちのゲーム翻訳したいな!」といってみた。「Oh Yeah! (ニッコリ)」と僕もリップサービス(?)いただいた。あ、彼らの最新ゲームもプレイアブルだったよ。対戦型の2D(奥行きなし)アクションゲームだった。家に何人も集まってやったら盛り上がるタイプのゲームっぽかったよ。くにおくんの大運動会のバトルロワイヤルみたいに。
Xbox 360ブース
試遊エリアの外、ブース的には一番目立たない場所だったけど、40インチくらいの液晶で「コナミ、バンナム、カプコンなど各社の著名なゲーム関係者、Natalの可能性を語る」みたいな動画が繰り返し再生されていた。
稲船さんとか。Natalを事前に知っている人にとっては割と当たり障りのない内容だったけれど、コジマプロの偉い人が「コジマプロでは以前、小島のアイデアで新しいコントローラーを作ろうとしたことがあるんですよ。プレイヤーが緊張しているかどうかを測るために、脈拍計とかコントローラーを握っている力を測定する装置をつけたりして。あと変形するコントローラーとかも。製造業者に頼んで試作品作ったりして」とか言っていたのが面白かった。
とか思っていたら、自分の横を泉水さんが歩いていった! 遠くでは見たことあったけど、2メートルくらいのところで見たらイケメンすぎてワロタ。俳優みたいだったよ。
PS3ブース
大手パブリッシャブース
Square Enix、Level 5、Capcom、NBGI、UBI、D3 Publisher
それぞれ盛り上がっていました! 盛り上がっていたので並ぶのが嫌な自分は遠くから眺めただけでした。あ、ラブプラスの部屋はなんか凄そうでした。
中国/台湾ブース
去年はビジネスデーに見に来て、今年は一般公開日に来たんだけど、いつもガランとしている中国/台湾系ブース。わざわざ東京に来てもらってこれだと...と人ごとながら心配になってしまった。
CRI Middleware Co., Ltd.ブース
CRI Middleware 社の幅朝徳さん(Twitter ID:havahava)とTwitter上で何度かつぶやき返信したりしていたのでご挨拶に。3日目でお疲れのはずなのに元気一杯でした。気さくにお話してくださり、とても楽しい時間をすごせた。実際にお会いして、エネルギー強い方だなーと感じた。自分も見習いたい。
カナダブース
「モントリオールは世界で一番住みやすい都市に選ばれたんですよ、こんなに沢山の企業があるんです!」という内容のパンフレットが置いてあった。...誰に向けたブースなんだろう? とも思ったけど、確かにカナダは行政のサポートもあり、また非常に優れたゲームを生み出している場所であるので、認知度を上げるには良いのかもしれない。しかしずいぶん遠回りなアプローチだとは思うけれど。
専門学校系ブース
専門学校のブースは本当に沢山あって、しかもプレイアブル展示が多かった。これは展示作品作った学生は嬉しいだろうなあ。なんか元気をもらえた気がする。個人的な感想としては、「どんなゲームなのか」の簡単な説明がなくって何となく手に取りづらいカンジがしたのだけれど、他の人はどう思ったのかなあ。
Twitterつながりでご対面
k_twoさんがTGS来たとTLで見かけたので、リアルで会ったことはないけど強引に「挨拶でも」と話しかけたら快くOKしてくださったんで、閉会後に会場外で初対面。一緒に来場されていたsak_yaさんと3人で、XBLAの愛すべきゲームや、お二人が製作しているXbox LIVE Arcadeゲーム同人誌、それから(LYE未体験の)コミケの様子について、1時間ほど話し込む(引き止めてスミマセンでした!でも楽しかった!)。
CESA のテレビゲームのちょっといいお話
今年もテレビゲームのちょっといいお話小冊子(リンク先でPDFをDLできます)が面白かった。
オススメは「テレビゲームの脳への影響についての基礎的研究」。
目次引用!
- ゲームではじまった人生の延長戦
- フリーアナウンサー 鈴木 史朗
- 教科書がDSになった!
- 株式会社パオン 業務部販売課
- マネージャー 山本 康弘
- 涙でこころ洗浄ソフト 〜「99のなみだ」ができるまで〜
- 株式会社バンダイナムコゲームス 「99のなみだ」プロジェクト
- テレビゲームの脳への影響についての基礎的研究
- 日本大学大学院 総合科学研究科 教授 泰羅 雅登
- 『テレビゲームとレーティングの社会的受容に関する調査報告書』が示すもの
- 国際基督教大学 教養学部 教授 佐々木 輝美
- 『ゲームセンターあらし』と作者の30年
- マンガ家・小説家・大学院生 すがやみつる
- 勉強も仕事もオンラインゲームも、協力作業が大事だよ!
- 家庭用ゲームの『年齢別レーティング』ってなぁに?
来場者
- DS率たけーー 確かどこかの外国メディアでも「JPゲーマーはDSを放さない@TGS」みたいな記事見かけたなあ。
- レイヤー多い! 自分はあんまり興味ないんだけど、一人何かのゲーム(Counter Strikeかな?)のテロリストコス着てた身長180↑の男性がいて、それは色々OKなのか?と思ったがすげーかっこよかった。
帰り道に海外メディアと
帰りがけの東京駅で、バッグが半開きのままカメラ担いで歩いている白人男性がいたので、注意がてら話しかけてみた(一応、英語で)。
- LYE: ねえ、かばんのジッパー半分空いてるよ?
- キヤメラ:ん?ああ、これ壊れてるんだ"ドウモ、アリガト"
- LYE: ねね、TGSの取材に来たの?
- キヤメラ: うん、そうだよ
- LYE:わあ、どのメディアか聞いてもいい? (読んでるところだったらうわーいつも読んでますと言おうと思ってた)
- キヤメラ: えっとね、ゲーム・%#$(聞き取れなかった)。スウェーデンとかデンマーク向けのサイトなんだ。
- LYE: (;・ロ・)!!! うわーそうなんだ!ごめんね引きとめて。楽しんで帰ってね!
- キヤメラ: サンキュー!
流暢な英語でした。
TGS、すげえ!!
全然TGSレポートになっていない気もするけれど、とにかく今ここに、ひとり元気をもらえたヤツがいるということをインターネットに残すために書きました。
楽しかった! 来年はビジネスデーに来られるように頑張るぞ!