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文化の違い

「僕は公園の青いベンチに座ってため息をついた」という文章を他の言語にそのまま翻訳したら、果たして対象言語の読者は「あの」安っぽい、◯×商店寄贈とか書いてありそうな青いベンチを想像してくれるだろうか?
「青い」を「安っぽい」にすることは可能かもしれない。
では作中で「青い」という単語にとても大きな意味があったらどうだろう。

読者がオリジナルの舞台となっている場所の文化に親しみがある人ばかりだったら、きっと「公園の青いベンチ」は逐語訳でいいだろう。
その文化に親しみの無い人がメインの読者層ならば、翻訳者は等価表現を探してがんばる。プロだからタイムリミット付きで。

自分でその文章を消化して、表現が等価となるよう、がんばる。


Modern Warfare 2 で Bling を装飾銃と翻訳した方に最大限の敬意を込めて。