ニトロプラス(アダルトゲームメーカー)のタイトルを北米向けにローカライズするJAST USAが翻訳業務にファン翻訳者を起用

※2009-07-23修正:「エロゲ」を「アダルトゲーム」に修正し、タイトルも一部修正しました。不快に感じたファン(そしてもしご覧になっていたら関係者様も)の方にお詫び申し上げます。失礼いたしました(なお、特に指摘を受けたわけではなく、後でLYEが気付いたため修正しております)。

※コンテンツの性質上、リンクは全部Wikipedia日本語版に飛びます。
Twitterhir000 さんに教えてもらいました。
すげえな、アメリカ人の行動力は本当に尊敬する。「それがベストなんだからそれでいこう」って思っててもなかなか言えない。
これがキッカケになって、どんどん「そのタイトルを愛している人が翻訳に携われる環境」が整うといいな。
そしたら自分もフリーランスになってアレやコレなども翻訳して... と妄想は膨らみます。
しかし翻訳済みのものが発売されるとしたら既存の翻訳に対する料金の支払いはどうするんだろう。ざっくり作業量の比率だして割るのだろうか。
この流れは今後も広がってほしいので、是非細かいところまで情報/条件を公開して欲しいものです。



原典:JAST USA is working with fan translators for Nitro+ titles

メーカー概要(Wikipedia):

ニトロプラス

経緯

  • Wikiに上がってた翻訳パッチなど一切合財がある日削除される
  • Wiki運営は削除していないと発表
  • どうもJAST USAとファン翻訳者の間で協力関係が持たれるらしいぞとの話
ファン翻訳が終わってたゲーム

Chaos;Head
Saya no Uta

一部終わってたゲーム

Demonbane
Sumaga

JAST USA社長にインタビュー

  • コミュニティで活動していた翻訳者は Nitro+ のゲームに対する愛着がある人物。
  • ファンコミュニティのどんな位置にいる人であっても、優れたゲーム翻訳者であるならば常に門戸を開いていたい。

Q:今回の件で発売日に変更は生じる?
A:まだハッキリしたことは言えない。日本のプログラマーの人たちのスケジュールも聞いてみる必要がある。
Q:発売決定しているタイトル以外に、既にファン翻訳が終わっているタイトル(Chaos;Head、Saya no Uta)があるが、それらはどう扱う?
A:もちろん何とかしてファンの手まで届けたいと思っているし、できるだけ発売スケジュールに追加するつもりでいる。
Nitro+は特にSaya no Uta(の発売)に関心を寄せている。
現時点では何ともいえないが、タイトルのファンにとって良い方向に進めていきたいと思っている。
Q:Wikiのコンテンツ削除について?
A:JAST USAから依頼はしていないけれど、先を見越した行動というのは大事だと思う。遅かれ速かれ Nitro+ のほうからそういう依頼が来ていただろうし。



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