読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

L4D Afterthoughts From 1up.com <後編>

先日の続き

1UP: 開発者の解説では Screamer の能力が Boomer に移されたって書いてありましたが、他に「いいアイデアぽかったのに没になったボス感染者」がいたら教えてもらえません?

MB: 特殊感染者の種類についてはそんなにたくさん候補があったわけじゃなかったんです。最初特殊感染者はゲームプレイ上の特定の問題に対処するために作ったもので (統制の取れたチームの連携を乱す Smoker の舌とか)。ただ、特殊攻撃の種類についてはけっこう色々試しました。例えば初期の段階、飛び乗り攻撃を得る前の Hunter には物を拾って投げつける能力があったんです。屋上に上って上からモノをぶん投げたらいいんじゃないかなあと思って。でもコレは全然うまくいかなくて。無音で強烈なグレネードがアホほど降ってくるんじゃ、生存者は何が起きたのかも分からないまま殺さるしかなかったんで。これはすぐボツになりました。

他には Boomer ですかね。最初は、撃たれると爆弾みたいに爆発するようにしていたんですが、これはゲームを始めたばかりのプレイヤーにとって凶悪すぎた。一発でチームが全滅したりね。こういうゲームを終わらせられるほどの能力があると、Boomer になったプレイヤーの判断能力についてあーでもないこーでもないと言う/言われることになり、初心者プレイヤーを遠ざけてしまったり、疎外感を持たれてしまう傾向があった。代わりにゲロにしてみたら、生存者にとっては「がんばれば生き延びられる」攻撃になったし、"きたねえ!" って言って盛り上がるようになったし。

1UP: 現在のムービー設定とか環境はけっこう固定要素だったんですか?たとえばモールとか牢獄とか、そういうアイデアはなかったんですか?プレイできる状態まで作ることもなく却下されちゃったとか?それともイテレーション&プレイテストの段階に進む前に現在の設定が確定してたとか?

MB: 実は最初は、たくさんのルートを用意した広大な市街地をひとつデザインしていたんです。でもゾンビの大群を前にたくさんの選択肢があると、プレイヤーの動きが鈍くなることがわかって。どっちに行くか相談する時間もないし、みんな適当に走り回ってはぐれたりしてしまった。そして慣れてくると、いつも同じルートを通るようになってしまったんです。それで Left 4 Dead はオープンワールドを冒険するゲームじゃなくて、チーム一丸となって、細かい戦略上の決定を積み重ねていくゲームだって気付きました。No Mercy と Dead Air キャンペーンのマップは、その後巨大な市街地のマップをいじって完成したんですよ。

1UP: このゲームでは非常にたくさんの「会話」が「生成」されますが、A.I. Director はどうやって状況を判断してセリフを選んでいるんですか? どの会話をユーザーに聞いて欲しいかとかもあったらぜひ。例えば、ゾーイとフランシスがエレベーターの中にいて、フランシスがゾーイを治療すると...みたいな。

MB: プロシージャル生成だからたくさんありすぎて、僕もまだ全部は聴けていないと思うんだ。ひとつお気に入りで覚えているのは、ビルとフランシスがブラッドハーベストの開始地点の近くにある古いトレーラーに行くとしゃべるやつかな。あとはフランシスの「嫌いだぜ」はまだ全部聞けてないけど聞きたいな。彼の繊細な心を傷つけるものがあると言うんだよねアレ。Chet Faliszekと他のライターはすばらしい仕事をしてくれた。キャラクターがとっても個性的になったし、流れもスムーズだし。長く遊べば遊ぶほど、彼らの性格がわかるようになってるんだよね。




1UP: ダウンロードコンテンツの方向性なんかはもう決まってますか?新しいムービーキャンペーンとか、既存ムービーの追加要素とか、新しい生存者キャラクターとか?

MB: 今のところ色んな可能性を検討しているところです。このゲームの設定だとこの手のアイデアには尽きるところががないですね。



1UP: Left 4 Dead をプレイしていると色んな面白いエピソードが生まれますよね。先週一番面白いと思ったエピソードを紹介してもらえますか?

MB: 実は先週は L4D コミュニティのゲームプレイを見て、彼らからフィードバックを集めてたんだ。ゲームがリリースされた後は「野生」で何が起きているかを知り、それをアップデートに反映させることはとても大事だと思っているからね。



1UP: 2008年のベストゲームを決めるとしたら、どのタイトルですか?もちろん、L4D! ってのはナシで。

MB: 難しいな。L4D のプレイテストと未だにはまっているTeam Fortress 2を除くと、僕が2008年の貴重な余暇の時間を費やしたゲームは... GTA4、Penny Arcade Adventures EP1、Rock Band 2、Fallout 3Fable 2 (クリアした)とLittleBigPlanetかな。1つ選ぶとしたらLittleBigPlanet。協力モード、コミュニティ生成コンテンツ、美しいユーザーインタフェース、麻袋からデザインされたかわいいアバター、全部大好きだから。

コメンタリと重複しているところが多くてインタビュアー何やってんの! と言いたくなるところもありましたがいくつか面白いエピソードもあってそこそこ面白かったかなあと思います。
ベストタイトルがLBPなのも、理由聞いたら納得しちゃいました。